あるいていこう2025年10月
10月の新人研修は、「意志決定支援」と「看護過程」です。グループワークを通して、考え悩む研修でした。
意志決定支援
「意志決定支援」研修は、動画の事例を見てグループで患者家族の意志決定場面でどんなことが支援できるか、
他職種の新入職者も参加して一緒に検討しました。
新人看護師からは、
- グループワークをしながらいろいろな見方や考え方があり、看護師としての立場、関わり方を知り、意思決定支援における視点を学ぶことができた。
- 看護師として日々患者さんのことを観察して違いを敏感に感じ取ることの大切さや共感しながら傾聴することが大切だと学ぶことができた。
- 話し合いをすることで自分以外の考えを取り入れることができて理解が深まった。
などの意見がありました。


看護過程
午後からは、「看護過程」の研修でした。看護学生の頃から看護過程の展開は行っています。
当院では、NANDA-I看護診断を用いており、学生時代のツールとの違いに戸惑う場面がありましたが、
グループで事例患者の看護過程を展開しました。その後、発表会を行いました。
新人看護師からは、
- 事例の看護問題を展開させるグループワークを通じて看護過程の理解が深まり、受け持ち患者ができたらぜひ活用していきたい。
- NANDA-Iは、初めてで最初は難しかったけど、発表を通して理解できるようになった。
- 今までの看護展開とは少し違うけど、やることは同じなので患者さんを捉えて展開できるようにしていきたい。
などの意見がありました。



人生100年これからゲーム
アイスブレイクで、人生の最期を考えるゲーム「人生100年これからゲーム」を行いました。
カードゲーム感覚で人生の最期に何を大切に生きたいか、自分の価値観と向き合いました。
ゲームを通して看護観を育み、意思決定支援の場面で活かされることを期待しています。

*「人生100年これからゲーム」企画・開発協力:株式会社プレイケア




