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KOSEI COLUMNコウセイコラム

白内障について

 

カメラで例えるとレンズに当たる『水晶体』が濁ることを白内障と呼びます。

水晶体が濁ると光がうまく通過できずに乱反射し、フィルムに当たる『網膜』に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。

 

白内障は様々な原因で起こりますが、

最も多いのは加齢によるものです。

一種の老化現象のためご高齢な人ほど多く発症します。

現在は長生きをされる方が多いので、皆さんの周囲でも白内障という言葉は聞かれたことがあると思います。

 

また、加齢以外には、

糖尿病やアトピーなどの疾患、

ステロイドなどの薬剤、

外傷なども原因となります。

 

症状は主に目のかすみですが、

まぶしさを感じたり、

眼鏡が合わなくなることもあります。

 

白内障を改善させる治療は手術となります。

視力が低下して仕事に支障がある、外で眩しくて極端に見えにくい、視力が0.7以下になって免許が更新できないなど日常生活に不自由を感じる際には手術を考えましょう。

 

主な白内障手術には、水晶体を超音波を用いて取り除き、人工レンズを挿入するものがあります。

レンズは一般的に単焦点眼内レンズを使用しますが、現在では乱視用眼内レンズや、保険診療外ですが多焦点眼内レンズなども認可されており、生活スタイルに合わせて選ぶこともできます。

手術を予定する際には主治医と相談してください。

 

眼科部長 神谷 真由美